Diaryiscandaruの日常

さらば、愛しき青春たちよ

学生生活の締めくくりに
Writer : iscandaru (2022/3/26)

こんにちは! iscandaruイスカンダルです! だんだんと暖かくなってきて、いよいよ春直近といった感じですね!

そんな春めいた今日この頃ですが、みなさんも新生活、新たな年度の始まりということで忙しくされているかと思います。

かく言う私も先日大学を卒業しまして、4月から晴れて新社会人となります。時の流れというのは本っ当に早いもので、あっという間に学生生活が終わってしまったなぁと感じております。

ということで今回は! そんな学生生活の締めくくりに、大学4年間の振り返りと今後の展望についてゆるーくしたためていこうかなと思っています。プライベートでお会いしたことのない方は「なんのこっちゃ?」だと思いますが、読んでいただければ幸いです。

痛感した「学びの可能性」

私が大学に入学したのは2018年のことでした。当初は「よっしゃ!たくさん遊ぶぞ〜っ♪」くらいに思っていたんですが(笑)、振り返ればこの4年間が「人生で一番勉強に励んだ期間」になりました。

大学の講義だけでなく、課外活動、自主的な勉強など「学ぶ領域を決めて、自ら勉強する」という経験は人生で初めてでしたし、なによりこの経験が「学ぶって楽しい」ということを実感させてくれました。

4年間で専門の工学を始め、心理学、文化論、経済、音楽、プログラミング、資格など、本当に多くの領域に触れ自分の見聞を広めることができました。しかも、これら全て「自分の興味関心、知識欲を満たしてくれるもの」だったのですから、こんなにも幸せなことはありません。

大学を卒業し、以降は"学びだけに集中できる機会"というのは少なくなっていくと思いますが、ひしひしと実感した「学ぶことの楽しさ」を忘れずに、これからも成長していきたいと思っています。

アカペラに捧げた「最後の青春」

「大学4年間で一番頑張ったことは?」を聞かれたら、まっさきに「アカペラ」だと言い切ることができるほど、アカペラを通して音楽に熱中しました。

きっかけは高校時代に一度だけ披露したアカペラの思い出が鮮烈で、もう一度あの感動を味わいたいと思ったからでした。まさか、こんなにもどハマりするとは…(笑)

当初、アカペラの何をするにも楽しくて、ひたすら練習して、ひたすらライブに行って、ひたすらアカペラを聴いていたのをよく覚えています。今考えたらほぼ暴走状態でしたけどね汗

ただ、正直言って楽しい経験ばかりではありませんでした。一番心に残っているのは、私が担当する「ボイスパーカッション」というパートをまだ始めたての頃、初披露の舞台のあとで「パーカッション、一番下手だったね」と先輩に言われてしまったことですね。

初心者とはいえ、それなりに努力もして、真剣にアカペラに向き合っていたつもりだったので、そう言われたときにはかなりショックだったのを強烈に覚えています。

思えば、初めて一年目にはそんな経験が多かったのかもしれないと思います。オーディションを勝ち抜いて全国の舞台を目指した際にも叶わず、悔しい思いをしたこともありましたし、ライブの後で観客の方にまたしても「パーカッションが足を引っ張ってる」と指摘され、打ち上げで一言も喋れなくなってしまったこともありました。その節はバンドメンバーに大変ご心配ご迷惑をおかけしました…!この場を借りてお詫びします!

でも、そういった「つらい経験」も決して「嫌な思い出」ではなく、自分の"なにくそ精神"を燃え上がらせてくれた、貴重な経験でした。

おかげさまで高校時代の自分からは考えられないほどに積極的に、インカレやPAスタッフなど大学を超えて活動の幅を広げられましたし、なによりそういった声を弾みに「絶対に上手くなってやる」という心意気を持って日々研鑽を積むことができました。

自分で言うのもおこがましいですが、そういった努力もあってか、ラストイヤーである4年目には本当にたくさんの場でアカペラを披露させていただくことができました。

ボイスパーカッションだけでなく、自分の書いた楽譜、アレンジをたくさんの方に届けることができたり、コツコツと少しずつ練習を重ね、アカペラ以外でもたくさんの時間を過ごした仲間と共にアカペラを楽しむことができて、改めて幸せな時間だったと心の奥底から感じます。

大会では1年目の頃に憧れの眼差しを向けていた夢の舞台に、まさか自分が立てる日が来るとは思ってもいませんでした。舞台から見た景色、演奏後にいただいたたくさんの感想、そしてメンバーと分かち合った濃密な時間は、今後の人生においても自分の心の支えとなる本当にかけがえのないものです。

また、4年間の活動を通して「音楽は一人ではできない」ということを実感することができました。

アカペラという「音楽」に対して、真剣に向き合うバンドがあって、ライブや様々な演奏の形があって、そしてそこに関わる多くのプロフェッショナルがいて、そうして作り上げた舞台を聴きにきてくれる観客の方がいて、そうしたコミュニティがあってこそ成り立っているものだということが本当の意味でわかりました。

そんな中で自分も様々な役割を果たしていくことによって、一人の人間として成長することができたなと感じています。

一緒にアカペラに向き合ってくれたバンドメンバー、様々な場所で自分を支えてくれた先輩、同期、後輩のみんな、一度でも私と関わっていただいたすべての方々、そして演奏を聴いてくれたみなさん、本当にありがとうございました。

最後に、いちアカペラーとして自信を持って伝えられるのは「アカペラは真剣に関わればそれだけ、自分にリターンを返してくれる存在だ」ということです。

それは大会で勝てるとか有名になれるとかそういうことではなく、単純に「音楽」としてアカペラを楽しもうとするとき、かけた労力や時間、そしてたくさんの思い出が演奏の瞬間にありありと蘇り、さまざまな思いが凝縮された密度の濃い時間を過ごすことができるという意味です。

そういった意味で、アカペラは本当に"律儀な"存在ですし、本当にやりがいのある「音楽」だと思います。

ぜひ、これからアカペラを始める方、アカペラを本気で楽しみたい方は全力で自分の全てをぶつけてみてください。きっとアカペラは最高の経験を皆さんに還元してくれるはずです。

私は十分アカペラを楽しみきることができたので、これからはプレイヤーとしてではなく、いちアカペラファンとしてこの素晴らしい音楽を楽しんでいきたいと思っています。

これからの"iscandaru"

ということで、長々と話してしまいました!すみません!!
やっぱり振り返ると言いたいことがたくさん出てきてしまうものですね(笑)文字に起こしてみて、改めて幸せな時間を過ごしたんだなと実感します。

そんな充実したモラトリアムを終えて、学生としてできる全てをやり切った今、実は社会人としてやっていけるか不安ということはほとんどなく、むしろ楽しみですらあります。

それは間違いなく、二十数年とはいえ今までの人生をここまで山あり谷ありで乗り切ってきた実績があって、自分の成長を実感できた経験があってこそだと思っています。

これから社会の荒波に乗り出していく上で、いままで自分を支えてくれた家族や友人、自分を支えてくれた本当に多くの方々に感謝しながら、この"iscandaru.com"を含め、頑張っていきたいと思います!

もし良ければ、みなさんにそんな"iscandaru"の様子をのぞいていってくれたらなと思っています。よろしくお願いします!

いままでも、そしてこれからも、みなさんの「ささやかなゆたかさ」を提供できるよう頑張ります!!


最後まで読んでいただきありがとうございました!

ではまた!

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